
「国内で車が売れなくなることははっきりしている」と話すのは、シロキ工業社長の伊地知舜一郎さん。理由は「人口が減るから」だ。輸出が好調で仕事は多いが、自動車メーカーの海外現地生産の拡大で今後の国内生産の減少が予想される。そんな将来に備え、スリムな体にするべく、国内生産体制を見直している。
余分なものを捨てて場所を空けたり、自社生産の内製分と協力会社へ任せる外製分の比率を見直したり、「考え方を変えなさい」と社内で話しているそうだ。「1300億円(今期予想売上高)の営業利益率3%と、(2010年目標の)1500億円の3%とは意味が違う。中身を変えていかないと」。拡大する海外生産や増産に対応しながら、利益率を高めるのは容易ではないが、目標に向け力を注ぐ。
以 上
2007年2月27日掲載紙より記事概要