
日本の自動車産業は、当面は輸出好調に支えられ国内生産の高負荷が続くものと思われる。しかし、近い将来は海外現地生産の拡大そして国内販売の減少により国内生産は減少していくものと予想される。このような状況のなかで、当社は2010年に連結売上高1,500億円、営業利益率3%以上を実現したい。このため、グローバル展開の推進とともに、特にこれからは国内に重点を置き、当面の高負荷と将来の国内生産減少に備えるため、生産の高効率化をはかったスリムで強じんな生産体制構築と高付加価値化をはかった新製品開発を喫緊の課題として、その取り組みを加速する。
海外は、北米・中国・タイを中心としてほぼ形が整い軌道に乗りつつあり、グローバル化への投資は一段落し、回収の時期に入ってきた。今後は発展が期待されるインドなども視野に入れながら、現在の基盤を固めていく。一方国内においては、人員や工程などすべてを現状の2分の1でやれる「モノつくり改革」を進めるとともに、中京地区における生産体制の再編・整備を加速し、国内生産の高効率化を進め、スリムで強じんな生産体制を築く。新製品開発においては、開発体制の拡充や最新の実験設備導入などにより、高付加価値部品やシステム部品などの新製品開発を加速する。また「グローバル化」への対応と「技能・技術」のレベルアップをはかるため人づくりにも力を注いでいく。
拡大する海外生産、当面の生産の高負荷、いずれ減少する国内生産などに対応しながら売上高を伸ばし、利益率を高めていくことは容易ではないが、そのなかで課題に的確に対応し、目標を達成するならば、シロキは今までとは違う夢のある会社に変わっていく。社員の皆さんには「現状を変えていくこと」を恐れず、積極的に課題に取り組んでいくことを期待したい。
以 上