
シロキ工業では、このほど世界最軽量のウィンドレギュレ-タ(窓昇降装置)を開発(トヨタ自動車殿との共同開発)し、トヨタ自動車殿の超小型車「iQ(アイキュー)」に採用されました。
超小型ボデイー車種の開発であるため、軽量化にあわせ、ほぼ全ての部品の小型化が求められ、居住スペース確保のためのドアの薄型が求められた。
(1)アームと呼ばれる3枚の鋼板を溶接により組み合わせ、クロスさせてガラスを上下昇降させる×式アーム式から、ワイヤをクロスさせて行うワイヤ式を採用。
(2)ガラスが昇降する際の昇降軌跡を規制するガイドレールを廃止。 以上により、1個あたりの総重量が450グラムとなり、従来の×アーム式に対し60%減(620グラム減)、またガイドのある従来のワイヤ式に対しても35%減(250グラム減)もの大幅な軽量化(*トヨタ向け当社製品比)を果たし、世界最軽量のウインドレギュレータを完成させました。
(ワイヤと滑車のみの構成となったため、ドアのインナパネルを大きくえぐり、ドアの厚みを減らすことが可能となり、室内幅を126mm広げることが出来ました。
ガラスの両端をケーブルで支えるため(従来は1点で支えていた)、ガラスの回転剛性が向上。(昇降時のガラスの姿勢保持力を上げ、スムースに移動)
自動車産業を取り巻く環境が厳しさを増すに伴い、需要は大型車から小型車・軽自動車にシフトしています。当社では「小型・軽量化」をコンセプトに環境にも配慮した様々な新製品開発に取り組んでおり、この超軽量のガイドレスウインドレギュレータはその象徴といえます。
以 上
2009年1月掲載