「外装部品生技部」ってこんな仕事!

熱血立ち上げ番長

現場へ出向き膝突き合わせ、意見を交わして進めるモノづくり。

私の仕事はクルマのドアフレームの生産ラインを立ち上げる事。長いスチールの1枚板を、複雑な製品形状にするために、どの様に曲げ、どの位置に穴を開け、どの箇所で切断し、どの場所を溶接するか。設計部署や現場の物づくり関係者と協議を繰り返して、その製品に合った設備、治具、金型の仕様を決めていきます。1つの製品に多くの技術・工程が詰まっているので、自分のアイディアを織り込むチャンスも非常に多いです。自分のアイディアを織り込んだ生産ラインで、製品が作られ、市場に車として出回っているところを見るのが一番嬉しいです!しかも、市場に出回るより前に、車両を見るチャンスもあるんですよね…車両メーカー主催の「車両確認会」と呼ばれるイベントで、車両立ち上げの関係者が集まって、完成車両を見られるんです。すごい優越感ですし、自分が車両完成までプロジェクトを引っ張って来た達成感もひとしおです。

アイシンシロキは早くから自分達に任される会社で入社2年目に担当プロジェクトをもらってから、県外拠点への出張が増えました。約1年の担当期間は大忙しでした。思うように製品の形状が造れない!得意先の納期に間に合わない!そういったトラブルに対応しながら、仕事をする日々が続きました。期限に間に合うよう、より良い製品手法ができるように妥協はせず、プロジェクトに関わる全員で意見を出し合い、検討を重ねて、苦境を乗り越えたこの期間の事は一生忘れられません。忙しくても、その達成感と出張先の美味しいご飯を食べる事で乗り越えられますね(笑)

次の新製品受注が決まれば、海外拠点の仕事を担当の予定。楽しみです。

和気あいあいとした雰囲気と、技術伝承を大切にする風土。

外装部品生技部の部署は先輩や上司との壁が無く、意見が言いやすい雰囲気です。だから仕事も進めやすいです。更にただ雰囲気が良いだけでは無く、技術の伝承に力を入れていて、担当者が育ちやすい環境だと感じています。技術職なので、インターネットで調べても出てこない、カンやコツの部分の技術の伝承はとても大切なんですよね。私が尊敬している先輩は、部員の中でも特に知識が豊富で教え上手。面倒見も良いんですよ。私も今の職場の雰囲気を大切に、先輩のように、自分の後輩を育てていけるような人になる事を目標にしています。

「外装部品生技部」の1日の流れ

  • 8:30~9:00

    出社!

    部署の朝礼からスタート。
    その後はメールチェックをします。

  • 9:00~12:00

    打ち合わせ・設備確認

    生産日程調整の打ち合わせ。
    設備の確認。

  • 13:00~17:30

    メーカーに金型の確認へ

    帰社したら確認でわかった
    問題点や対策をまとめます。

  • 8:30~
    出社
  • 9:00~
    午前の作業
  • 13:00~
    午後の作業