New Business
新規事業
ロボットの可能性を切り拓き、
日本のものづくりを変革する
新規事業の取組背景・意思
当社製品の自動車部品のドアフレームを生産する中で専用治具不要の「治具レス」アーク溶接工程を開発しました。
「治具レス」の開発で生まれたロボット高精度化技術は従来自動化が困難だった工程やカン・コツ作業を自動化し生産性を大幅に向上させると考えます。
お客様の現場に合わせたソリューション提供を通じ、人出不足という社会課題の解決に貢献していきます。
「治具レス」開発背景
量産(大量生産)からサービスパーツ(少量多品種)への移行時の課題
量産終了後は生産頻度と数量が激減するため、従来の生産方法を続けると次の問題が発生します。
- 治具置場
- 段替え工数
- 調整工数
治具置場
従来の治具段替え
治具レスで不要化
技術要約
治具レスの要素技術
-
高精度3次元測定
広範囲高精度スキャンが可能
-
デジタル位置合わせ
スキャンデータとCADデータから
移動量の算出が可能 -
ワークの高精度位置決め
レーザートラッカーによる
高精度位置決めが可能
ドアフレーム
治具レス溶接システム
ロボット高精度化の開発
治具レス生産ラインの自由度を上げる為、また汎用性が高く様々なロボット活用シーンで効果を発揮する為、
常時レーザートラッカーが不要でもロボット高精度化ができる活動に取り組んでいます。
ロボットの精度誤差の要因
数値指令に対する移動距離の精度には誤差が発生し、絶対位置精度は±1.0mm以上となります
上記の誤差要因含め最大±0.1mm以内の誤差におさめることを目標としています。
新規事業新着情報
新規事業に関するお問い合わせ
治具レスで培ったノウハウと開発したロボット高精度化技術を活かし、
「ロボットを活用した自動化」を実現するサービスを開始しました。