トピックス

かつてない難局に立ち向かう

 米国の金融危機に端を発した世界経済の急減速は、国内外の自動車産業に深刻な影響を及ぼし、本年はこのかつてない難局の中での出発となる。これに立ち向かうべく、昨年策定した新中期経営計画(シロキビジョン2012)にしっかりと取り組んでいく。

 「新中計」では2010年に連結売上高1,500億円、営業利益3%以上確保を掲げたが、特に営業利益を重視するとともに、現在1,000億円ある国内売上高が800億円でもやっていけるようにする。

 低コスト・軽量・コンパクトな車が売れる時代になってきた。幸い当社は小型車が得意だ。今後さらに経営資源を小さな車にシフトし、投資は技術・開発・生産技術開発に重点を置く。工程も人も現状の半分でできることを目標に生産の高効率化を図り、自動化を進めて営業利益3%を達成できる様にする。

 まず、今後の生産量の減少に対応し売上高800億円でも利益の出る体制を早急に構築する。過去6年間売上が増え続けてきたが、その過程で様々なロスも抱えた。これら利益を押し下げる要因に手を打つ。そして世界的生産の減少に対応したコスト低減活動や設備投資の低減など、もう一歩踏み込んだ施策に取り組むとともに、今までの仕事のやり方・仕組みを変えていく。

 もう1つは新興国への展開だ。海外強化の取り組みは北米・中国・タイの3拠点を中心として整備してきたが、今後は急速な市場の伸びが見込まれる新興国、特にインドは資本提携・技術支援により現地生産拡大への対応を強化し、インド・タイ・その他の地域における「新興国向け車」の受注体制の強化を進めていく。

 このように経済が激変するなかで、国内生産体制はスリム化を進め、一方で将来を見据えて新興国への展開は手を緩めず取り組んでいく。

以 上

ページトップに戻る